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HOMEO.C.C.J その他大会・イベントHokul'a KEIKI Hawaii Program 2005
KEIKIクラブのご父兄へナイノアトンプソンからの手紙プログラム概要 | 
Hokul'a KEIKI Hawaii Program 2005 報告 | 

『HOKULE'A』−ハワイ語で"幸せの星"または"喜びの星" は“うしかい座”の1等星を表す名前。タヒチからハワイに向かうときに、その方角を示す星だという。
10〜12世紀頃、文明のなかった時代にタヒチからハワイへ移住してきた人々がカヌーで海を渡ったという記録をもとに、アメリカ合衆国建国200年行事の一つとして1975年に再現され「ホクレア号」という名がついた。船体はグラスファイバーで作られたが、当時と同じ二つの帆を持つ双胴カヌーでコンパス等の一切の近代計器を持たない。夜は星を、昼は太陽を見て現在地を割り出し、うねりの方向で島の位置を知るという古代航海術で先祖と同じルートを辿る現代版“ノアの箱舟”。
先日その1/3サイズを上野の国立科学博物館に常設展示した新館がオープンした。
伝統的“星の航海士”ナイノア・トンプソンとO.C.C.J.のつながりは深く'01日韓海峡漕破、'03サバニレース、モロカイホェ世界選手権と常に我々O.C.C.J.の活動に協力してくれています。海人EXPEDITIONはホクレア号の経験を基にした建造・航海プロジェクトです。

1.KEIKIクラブのご父兄へ

あけましておめでとうございます。
北風が強く吹き続ける新年、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 昨年一年を振り返ると世界中の紛争や青少年をとりまく暗いニュースが飛び交い、流行を追う情報化社会がますます混沌とした年だったような気がします。世界中で台風や地震が異常発生し日本沿岸を流れる黒潮の流れは大きく蛇行するなど地球の温暖化による大規模な環境変動が進んでいます。日本人の山や海を敬う心と体そして社会が地球環境と共に急速に不健康になっている今我々に課せられた使命を強く感じます。
 私は、情報が氾濫している断罪の世の中だからこそ、何が真実で何がうそかを見極める力、物事の本質を見極める力がもっと必要だと激しい躍動感に駆り立てられました。そして半年のハワイ生活で“ホクレア号”のトレーニングを受け “スターナビゲーション”という航海術(海図・GPS等の現代技術に頼らず星と太陽で方位を計算し風と人力のみを動力とする航海方法)に仲間達と共に挑戦しようと決心しました。海を渡った古人の偉大な勇気と生きる力を復活させ、次世代の子供達へ“人間力”を繋ぐ目的で、伝統和船“サバニ”のテスト航海を決行。7月に沖縄出航、サバニの原材料・飫肥杉の産地、宮崎までの1000キロの人力航海を成功させました。 過酷な環境でたくさんの失敗も経験しそこから多くのことを学びました。クルー一人ひとりが自らの意志で考え行動することで確実にステップアップしていきました。到着した宮崎では地元の小学生200人を対象にカヌーの航海体験を行い大反響でした。
 21世紀を向かえ、次世代をになう子供達はたくさんのことをすごいスピードで学ばなければなりません。歴史や環境、世界についての科学を教室の中で教わるというのは、子供達のとって非常に難しい事だと思います。その点、カヌーによって歴史は生きたものになります。教室から海へと連れ出しカヌーに乗せれば子供たちは本物の歴史を感じ、手で触れ、我々と共に実体験する事ができます。歴史を教えたければ歴史に浸してあげること、科学がなぜ大事かを学ばせたければ、現代において意味を持つ重要なものごとにそれを応用して見せるべきです。さもないと教室で教わる学問と子供が本当に理解すべき世界との間に大きな断絶ができてしまいます。スターナビゲーションと呼ばれる海の道付け、太平洋古来の航海術はそうした断絶を埋めて持続可能な未来を目指そうとする私達に大切なことを教えてくれます。昨年末に行った国立科学博物館“ホクレア号”見学会では参加した子供達の目の輝きが明らかに変わることを感じました。
 目的地が地球と人間のための安全で健康な場所であることは世界的に共通認識ができていると思いますが、難しいのはそこへ達する道を見つけることです。私達は今まさにその道を模索している最中だといえます。時には間違った進路をとりつつも少しずつ目的地に近づいているのではないでしょうか。もし、船が間違っている方向に進んでいるとわかったら、方向を変える必要があります。それが地球という一艘のカヌーであったら私達に始められる事はなにがあるでしょうか。けれども人類全体としてどこへたどり着きたいというビジョンがなかったら行き先は本当に難しく全員が迷子になってしまいます。『START LIVING HEALTHY(健康的な生活を始めよう)』というスローガンのもと、大自然と触れ合い古い伝統を発見し敬う。それがあまりにも早く進む時代の流れをスローダウンさせるひとつの方法だと考えます。いよいよ今年の夏月、愛知県で開催される国際博覧会『愛・地球博』を祈念して、万博のテーマである”地球と人の共生”の思いを胸に“教育”をテーマに2000キロのスターナビゲーション航海に挑戦します。そして日本初の外洋パドルレース“カナカ・イカイカ”にはついに小学生部門を設けます。KEIKIクラブの活動もこれらと連動しながら継続していきたいと思います。自然を通じて先人達の勇気や知恵を学ぶ事は現代の生活で失われつつある、人間本来の五感を取り戻す事につながります。私達が真に豊かで穏やかな生活を送る為に、海を通じて地球が伝える思いを次世代の子供達に伝えていくことが、日本にもとめられる理想の海洋文化であり現代社会に必要な事だと思います。
 昨年一年間KEIKIクラブを通じて子供達は海の楽しさや怖さを感じたことでしょう。昨年は運営体制の不備により色々とご面倒をおかけしました事改めてお詫び申し上げますとともに、指導者の人手不足という問題を乗り越えるべく、まだまだ未熟な組織ではありますが新体制のもとスタッフ一育成に努力していきますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
 そして人と自然が共生することの本当の意味(本質)を子供達が肌で感じてほしいと思い、ハワイの仲間達とプログラムを企画致しました。この機会にできるだけ純粋に海と向き合い、OCCJが理想とするハワイの海洋文化を少しでも感じてほしいと思います。そして今後の子供達の人生設計にいかに海が大事かということを感じて頂ければ光栄です。今年度もどうぞ宜しくお願いいたします。

アウトリガーカヌークラブジャパン
代表 荒木汰久治

2.ナイノアトンプソンからの手紙

(日本語訳)
ALOHA(こんにちは) O.C.C.J.の支援者へアウトリガーカヌークラブジャパンは日本の海洋スポーツを先導し1999年設立から様々な活動を通じてハワイと日本の強い繋がりを確立してきました。
2001年外務省・日韓友好交流年記念事業の一環として6人乗りアウトリガーカヌーによる日韓海峡の横断、そして2003年には沖縄の伝統的和船を使った座間味〜那覇間サバニレース、そしてアウトリガーカヌー世界選手権“Molokai Ho'e(モロカイホェ)”出場と様々な世界的な交流を通じてそれぞれの海洋文化が1つに繋がり、そして大きく広がっています。
2004年7月、O.C.C.J.は沖縄〜宮崎間1000キロに及ぶ航海プロジェクトを成功させました。そして今年、愛知国際博覧会『愛・地球博』に向けて沖縄から愛知までの約2000キロの航海プロジェクトが実施されます。「人と地球の共生」、「持続可能な社会の構築」という博覧会テーマに向かって、海そのものと海洋文化に愛と幸福のメッセージを発信できることと、私達も信じています。
2005年3月、O.C.C.J.とPVSはここハワイにて8〜10歳の日本人のKEIKI(ケイキ=子供)を対象にハワイの伝統航海カヌー“ホクレア号”の乗船、そして様々な海洋スポーツを学び体験する新しい教育プログラムを計画しています。この新たな文化的交流の試みもまた、日本とハワイの海洋文化の絆を更に深めそして自然教育のあり方を確固たるものにするでしょう。
皆様におかれましては、海人丸EXPEDITIONそして子供達への教育プログラムの実現と成功に対しご協力頂きまして心より感謝いたします。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
MAHALO(ありがとう)

POLYNESIAN VOYAGING SOCIETY(ポリネシア航海カヌー協会)
BRUCE BLANKENFELD(ブルース・ブランケンフェルド)
NAINOA THOMPSON(ナイノア・トンプソン)

3.Hokule'a KEIKI Hawaii Program 2005プログラム概要
企画概要 サーフィンやアウトリガーカヌーのオーシャンスポーツの指導、そして “スターナビゲーション”のワークショップをホクレア号に乗りながら開催するキャンプ企画です。
目  的 カヌーを通じて海と共に生きるハワイアンのライフスタイル体験し、海の文化を親子で学ぶこと。
対  象 アウトリガーカヌークラブジャパンKEIKIクラブの親子と一般親子
プログラム料金 KEIKIクラブ員は無料/一般参加10,000円
(海外渡航費は自己負担;大・86,000円 小・64,000円)
日  程

2005年3月28日(月)〜4月3日(日)までの4泊7日

内  容 “ホクレア号”体験学習、スターナビゲーション教室、オーシャンスポーツ体験(アウトリガーカヌー、サーフィン)
日  程
日 付 プログラム 内   容
3/28(月) 成田発 → 空路 ハワイへ
3/28(月) ホノルル着 →通関・入国
  空港でインストラクターがピックアップ後トンプソン家へ
3/29(火) 終日 オアフ島にてサーフィンレッスン
3/30(水) 終日 “ホクレア号”乗船体験
3/31(木) 終日 “ホクレア号”乗船体験
※スターナビゲーションクラス(夜)
4/1(金) 終日 ワイキキビーチでカヌーサーフィン体験
夕方からBBQビーチパーティー
4/2(土) ホノルル発 → 空路 成田へ
4/3(日) 午後 成田着
航空券について OCCJスタッフと成田空港で集合。(格安航空チケットを探します)
料金に含むもの キャンプ宿泊、移動車両、インストラクター(通訳)、レンタル機材(カヌー・サーフボード等)、BBQ
料金に含まないもの ハワイ−日本間の航空券代+成田往復交通費、食費(約1万円程度)、海外障害旅行保険料
参加資格 KEIKIクラブ高学年もしくは同等の泳力を持っている子+一般親子
(大人だけの参加は不可)
定  員 12名(大人6名・子供6名) ※OCCJスタッフが成田から同行します
宿 泊 先 トンプソン家でホームステイ(キャンプ生活)
親:希望があれば各自でワイキキのホテルに宿泊可
持ち物 パスポート、日焼け止め、水着一式、ラッシュガード、寝袋
インストラクター ブルース・ブランケンフェルド、ナイノア・トンプソン、荒木汰久治(通訳) 他OCCJスタッフ
企画&問合せ アウトリガーカヌークラブジャパン事務局
TEL & FAX:046−875−8064 もしくは 042−798−1640(荒木陽子)
araki5jp@ybb.co.jp
備  考 人数調整が必要な場合はどうぞご理解の程宜しくお願いいたします
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