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HOMEO.C.C.J その他大会・イベントKona Race 2007
Queen Lili'uokalani Canoe Race 2007 PHOTO ALBUM
 
The 36th Annual Queen Lili'uokalani World's Largest Long Distance Canoe Races
 2007年9月1日(土):Queen Lili'uokalani Canoe Race 07
 2007年9月2日(日):ダブルハル
 
【男子クルー】山中慶太・大谷修司・宮川達也・高橋正直・伊藤裕人・山本真之・安藤一郎(マネージャー)
【女子クルー】滝沢琴美・曽我小百合・武田佐和子・寺田晶子・宇田怜未・荒木陽子・山本菊代(マネージャー)
【監   督】荒木汰久治
■特別協賛
 ・CORAL  www.coral.co.jp
 ・JJsHawaii  www.jjshawaii.com
 ・マークハワイコーヒー  www.konacoffee.ne.jp
■協  賛
 ・日影茶屋  www.chaya.co.jp
 ・raquel meller  www.raquelmeller.com
 ・Candle  www.ginza-candle.com
 ・XEROPHYTE DESIGN  www.xerophyte-design.co.jp

 第36回Queen Liliユuokalaniカヌーレース 2007
世界で一番大きなカヌーレース、Queen Liliユuokalaniレース(通称コナレース)は1972年の初開催から今年で36回を迎えた。
ハワイ最後の女王Liliユuokalaniを称え女王の誕生日である9月2日に開催した事がレースの由来し、年々盛り上がりを見せ現在ではLabor day weekendの2日間、今年は9月1日と2日に開催した。
コナレースはモロカイ島からオアフ島まで漕破する男子のモロカイホエ、女子のナワヒネオケカイの調整でエントリーするレースとしても知られている。

 OCCJから男子は葉山、女子は葉山と沖縄からクルーが集まった。クラブとしては通算3度目の出場となるが今年のクルーは全員が海外レース初参戦、そのうち半数がパドルを持ち一年未満のクルーを抱えての挑戦だった。
結果は男子が2時間12分、女子が3時間22分、150%の力を出し全力で集中して漕いだミドルディスタンスはタイム以上の収穫だった事は言うまでもない。
海を渡る第一歩を踏み出したクルー達、何を考え何を思ったのだろう。来年のレースがとても楽しみだ。

OCCJ副代表 山本


September 1, 2007 - Kailua-Kona, Hawaii
【男子クルー】 山中慶太・大谷修司 ・宮川達也・高橋正直・伊藤裕人・山本真之・安藤一郎
【記   録】 2時間12分 男子58位

山中 慶太

 ゴールした時、ほかの日本人チームに負けてしまった事に悔しくて、申し訳なくて、なかなか汰久治さんと目を合わす事が出来ずにいると、汰久治さんから「はいー!お疲れ」と手を差し出してくれた。その時の汰久治さんの目は全てを悟している目をしていて、改めて汰久治さんの大きさを実感した。そこで「このままじゃ終わらせません」とこれからも挑戦し続ける意志を伝えた。
 しかしその後、一緒に漕いできたクルー達と、お互いの健闘を称え合う内に、不思議とレースの結果の事は忘れていて、ある事に気づく。
それは自分がここに来るまでには、沢山の人達に支えられ、助けられていたという事だ。今までチームのコーチから精神論まで教えてくれた誠さん、レースに出場できなくても、ハワイまで来てサポートしてくれた、安藤さん・菊代、ハワイには来れなかったけど、日本から応援してくれた、クラブ員や家族・友人・知人の方々、そして一緒にコナの海を漕いだ、女子クルー・男子クルーのみんな、こんな素晴らしい仲間に囲まれていると思ったら、涙が止まらなくなった。
 本当にこのメンバーで、このレース(ダブルハルも含む)に参加できて良かったと、心底思った。こんな凄い感動と、素晴らしい仲間達にめぐり逢わせてくれ、最高のバックアップをして頂いた汰久治さんには、どんなに言葉を尽くしても、感謝の気持ちを伝える事は難しいと思うが、漕いで漕いで漕ぎ続けて、そこから感じとってもらえる様、これからの日々修行していきたい。
 また一つ、Keep Paddlingの意味の深さに、触れた気がする。最後に、OCCJ全てのメンバーと、その関係者の皆さん「ありがとうございました」そして「これからも宜しくお願いします」


大谷 修司

 今回のコナレース参加の理由は2つ、1つは航海延期となった、海人丸航海へとつなげるためのステップ、もう1つは単純に共に練習をしてきた葉山のメンバーと一緒に漕ぎたいというものだった。
 自分のポジションは6つあるシートの前から2番目。1番シートと共にパドルのピッチコントロールと、パドルチェンジの「ハップ」をかける。シートにはそれぞれの役割があるが、後ろのシートは1、2番を基準にしてピッチを合わせるため、1、2番が合わないと全てのリズムが壊れてしまう重要な役割である。
 漕ぎ始めたあとは後ろの4人を信じ、集中力を切らすことなく、ただ自分の役割を淡々とこなすのみだった。
終始、仲間の力強い漕ぎと声を背中に感じ、18マイル約2時間の行程を漕ぎきると、そこには皆の最高の笑顔が待っていた。
それぞれが本気で取り組み、力を出し切らねば、見ることが叶わぬ笑顔である。
 共に戦い抜いたクルーは30代〜40代それぞれの分野で責任ある立場の者ばかりだ。 しかし都会に暮らし、社会生活を営む同年代の人間で、これだけ素敵な笑顔が出来る者がどれだけいるだろうか。 そう思うほどに、自分が漕ぎきったことよりも仲間の笑顔に、素直に感動した。
 自分にとっての今回の1番の収穫はこのみんなの笑顔と、共有経験を得た仲間の存在であったと思う。
 関わってくれたすべての人に感謝、「停滞は後退なり」今回の経験を糧に次のさらなるステップへつなげていきたい。


宮川達也
44歳 コーラル代表

 2006年冬本格的にハワイへの挑戦のためトレーニングを開始した。本当にいけるのか?いろいろな不安があったがその場にいることを信じて毎日諦めずにトレーニングした。
 そしてとうとう僕はコナのスタートラインに仲間といる。緊張はしていない。やれることはやったから。クルーの中で最年長の44歳ということもあったからかもしれない。僕は3番シート、パワーシートともいわれエンジンの役目でひたすら漕ぐのみである。
 レースは終始安定したピッチで進んだ。ただ時よりくる不安定なうねりにバランスを崩されるが体がすばやく反応した。
 ゴールが近づくにつれ海の色が鮮やかなブルーになっていく、一パドル、一パドル神経を集中させ最後のパワーを引き出す。後悔のないように今までのトレーニングを思い出す。仲間を思い出す。そしてクルーと自分を信じる。
 今回のクルーは普段から練習しているメンバーなので気がしれている。最後まで息もピッタリでとても楽しく漕げた。監督をしてくれたタクジは終始僕達クルーを精神面、肉体面のコンディションを最高の状態にもっていってくれた。葉山では誠がコーチ役を引き受けてくれた。応援してくれた葉山、沖縄のクラブメンバー達。僕達のクラブは素敵な人達が支え合っていると実感した。
 本当に感動するとそこには言葉はなく、あるのは満面の笑顔。
 それだけで十分だった。全てに感謝。 


高橋正直

 初めての海外レース。距離は約18マイル(約30Km)時間にして約2時間30分を一気に駆け抜ける。海流、地形、風など環境の知識は無い。分かっていたのは今まで経験した事の無い領域への挑戦・・・。

--未知なる挑戦--
大会までの数ヶ月、見えないハードルへ不安を持ちつつ、決して拭いきれない不安をかきけす為に、一つでも自信に繋がる何かを得るために多くを犠牲にし大会に向けひたすらトレーニングに明け暮れた。もっとも重要なのは大会に望む姿勢とそれまでの仮定だ。

--いざハワイへ!--
 こんな気持ちでの海外への渡航は初めて、いつもの旅行とは全く異なる精神状態。ハワイへも一人で入る事にした。久しぶりの一人の時間、この大会へ不安と期待を噛み締めつつ、この環境を与えてくれた仲間、健康に育ててくれた家族に感謝!!ハワイ入り後は数日間の共同生活だったが、同じ目標を持つ仲間との調和は驚く程に容易いものであった。レースへ向けて心を一つに…。

--大会当日--
 驚く程の不安と緊張が襲いかかって来た。いつものメンバーとの他愛も無い会話も何故か会話が弾まない。
 3時間前 一度気持ちをリセットする
 1時間前 レースに気持ちを集中する
 30分前 ここまでの自分を振り返る
 10分前 アップ  自分の体の確認
 1分 前 仲間を信じる
 10秒前 自分を信じる
 スタート 神を信じる
 恐ろしい程のテンションに巻き込まれながらただひたすら漕ぎまくる。途中全てを仕切り、信頼するステアーマンの言葉だけが聞こえるだけで、レース中の事はあまり良く覚えていない。とにかく漕ぎ続け時に励まし合い、長いようで短かった2時間12分20秒だった。全てを出し切ったら、少しの涙とこれ以上ない程の笑顔に出会えた。
 感動とは大きく分けて環境から感じ取るものと、人とのコミュニケーションから得られるものである。ハワイという環境、そして今回のレースから同時に2つの感動を与えられた。こんな経験は人生において数回と無いだろう。
 本当にこのチームに出会えて良かった。アウトリガーカヌーという文化を日本に伝えてくれた、汰久治さんをはじめ大会までのサポートをしてくれた仲間、そしてクルーに感謝!!
 「ありがとうございました m(_ _)m」
 何事も大事なのは反省を生かし後に繋げ活かす事。そして「カヌーも人生も笑顔で前に進むだけ!」と改めて実感させてくれる大会であった。
keep paddling!!


伊藤裕人

 2007・9・01ハワイ島のコナで18マイルを2時間12分をかけて漕いだ事、これ自体とても素晴らしい経験でした。漕いでいる間の苦しさ、楽しさ、興奮など思い返すと色々ありました。
 しかしレースを終えて深く感じたことはクラブの皆で今回のコナレースに出場すると決めた日から仲間と18マイルという距離を全力で漕ぐためにトレーニングに費やしてきた時間の全てが何一つ無駄ではなかったということ。家族やクラブ員からのアドバイスやサポートそして漕ぐことに理解を示してくれ応援をしてくれた人達がいたからこそ達成できたのであって、それらの力全てがゴールすることで初めて一つのカタチになるのだと感じました。
 また、世界一大きな規模と聞くこのアウトリガーカヌーの大会に参加している人達をみると言葉通り老若男女の全ての世代の人がカヌーを通して一つの海に集まり皆それぞれ本当に楽しんでいました。そんな素晴らしいものを自分は始めたのだと知りこれから先がさらに楽しみになりました。
 知り合えた仲間とそのきっかけを与えてくれたクラブに感謝しこれからも漕ぎ続けて行きたいと思います!!


山本真之

 昨年のクラブチャンピオン優勝、沖縄縦断SC Exp(セーリングカヌーエクスペディション)、2月のBuffalo Big Board ClassicとOCCJ(Outrigger Canoe Club Japan)ならではの枠にはまらないカヌーライフを送りながら、今夏葉山男子はQueen Lili`uokalani Canoe Raceに挑戦した。
 メンバーは一番シートから葉山キャプテンの啓太、パドル暦数ヶ月だが陸上サバイバルのプロのシュウ、SC Expで絶叫を共にした宮川、パドル暦一年弱ながらパワーのウポとサーフィンセンス抜群のヒロト、自分。そして陸上からサポートしてくれた安藤の7人。
職業、年齢、経験は違うがレース前多くの時間を共有した事でチームワークは抜群。滞在中もお互いの距離を保ちつつ何の不安や不満もないままレースを終える事ができ今までで最高のクルー編成だった。 
 帰国後も毎週末練習で集まるは我々は未だレースや道中の話で盛り上がりつつも、着実に次の目標に向けシート争いが始まっている。
FunとCompetitionを軸にクラブのスローガン「Start Living Healthy」が確実に根付いてきた事が何より嬉しい。
レースコーディネートをしてくれたクラブ代表のタク、的確なコーチングをしてくれた誠、男女14名のクルー、そしていつもクラブをサポートしてくれるクラブ員と家族に感謝。
 99年OCCJがスタートして以来数々の試練を乗り越えてきた自信と誇りを掛けて今秋、南西諸島縦断エクスペディションを決行する。
 謙虚な姿勢でこの先も漕ぎ続けたいと思う。


安藤一郎

 本当に自分はクルーをサポート出来るのか・・・。
クルーを決めるタイムトライアルが終わりコーチの誠からメンバーが発表された後、色々な葛藤が頭の中をよぎった。しかし気持ちを切り替えるのにさほど時間は掛からなかった。
 次の練習会で誠が自分に熱心にコーチしてくれる。「安藤さん、気を抜かないで!コナでメンバーにアクシデントがあれば安藤さんが漕ぐんですよ!」
 ハワイ・コナ、女子クルーのスタートを近くの海岸から男子クルーが見ている。数多くのカヌーが沖のスタートラインに集まり、その光景に圧倒され、そしてクルーのテンションも高まる。女子スタート後の移動の車の中、先程のテンションは嘘のように消え、クルーがナーバスになる。その空気を察知したヒロトがクルーを和ませようと冗談を言うが空回り、それを監督のタクと自分が冷やかし3人で大笑いするが反応なし、大丈夫か男子クルー!?
 女子クルーが無事ゴール、男子クルーへ交代し沖のスタートラインへ見送る。ここからは声を掛ける事も何も出来ない、無事にゴールしてくれとただ祈るだけだ。
 そしてゴール!
 コナへ来てクルーをサポート出来たのか・・・。不安だったがゴールしたクルーの笑顔を見て、一人ひとりと握手をした瞬間にそんなものは見事に吹き飛んだ。
 今回外側から、そしてダブルハルMIXを漕げた事、本場ハワイでの大きな大会にもかかわらず、誰かれなくパドラー達がカヌーの運搬などを自然に手伝う姿や、幅広い年齢層のパドラーが笑顔で漕ぐ光景を見れて、感じる事が出来た事は今後自分がカヌーを漕ぎ、カナカの運営や海人丸に携わって行く上で非常に価値ある経験だったと思う。
 タクが言う。
 本物を見なければ、感じなければ次の島は見えないし繋がらない。
 大きすぎる夢を見なければ恐怖を乗り越えることは出来ない。
 来年はステアでコナに、海人丸で中国に・・・。
 タクが言う。
 「安藤さ〜ん、その夢はちょっと大きすぎますね〜!」
でもKeep Paddling.です!


安藤一郎

 我々OCCJにとってKONAレースは本場ハワイのレースの雰囲気と、海、陸、空の大自然を肌で経験することができる大変価値あるチャンスでした。3時間近くの長丁場のレースは、漕いだ人だけが味わえる感動の瞬間があります。それが日々の生活にも刺激を与え、次のレベルへの挑戦へと導いてくれます。今回監督として皆が大会に集中できるように裏方の仕事に徹しましたが、レースから一歩離れるといろんな事が見えます。毎週末クラブ員がボランティアに徹して大会に出場する為の資金確保をした背景には、今回マネージャとして携わった安藤さんはじめハワイにこれなかった他のクラブメンバーの存在があることを忘れてはいけません。菊代のように沖縄からクラブをサポートする存在もチームにとってとても大事です。訪問したハワイアンカヌークラブの充実した設備に触れたり、クラブ員一人ひとりがカヌーの運搬やメインテナンスに時間を割く。そして選手を兼ねながらも運営スタッフとして一生懸命働いてる姿は本当に素晴らしいです。

 また、我々が求める今後の日本の海洋文化のあり方をKONAレースに出場する事で勉強できたと思います。レース後の数日間に出逢ったホクレアクルーとは家族の意味を痛感したことでしょう。また外洋航海カヌーに触れると、漕ぐことからセールを上げて風を掴む事は別々の事ではないということが当たり前のように分かります。これが自分が初めてハワイのモロカイレースに出場した時に出逢ったJakeさんから受け継いだ
OCCJの理念そのものです。漕ぐ事を通じて大自然と繋がる事。カヌーを漕ぐ事はたくさんの人(教育)と繋がり、ライフスタイル(生きがい)を見つけ出し、歴史や文化遺産の価値に目覚めます。

 最後に、OCCJは海を渡るレースイベントの他に、海人丸の航海やExpeditionに挑戦し続けます。隣の選手や水面に浮かぶブイだけを見て競走することから一旦離れて、水平線や夜空に見える果てしなく遠くて大きな世界を想像する。そこから人は夢を抱きます。大きすぎる夢を持たないと少々の勇気では恐怖を乗り越えることは出来ません。だからといって夢ばかり語っていても何も始まらない世の中だといことも事実。
だから夢を忘れずそして足元を見失わないようにする唯一の方法が日々漕ぎ続けることです。そしていつか必ず夢は実現されます。

 日本もハワイのようになって欲しいという夢を持って自分はアウトリガーカヌーを日本に持ち込みました。OCCJはその夢に向かって常にチャレンジする事を忘れません。
そして海の中だけでなく陸で学ぶ事の大切さにも気付いてもらえるように。そして本物を肌で感じる環境作りを自分は進めます。日本のアウトリガーカヌー界はまだまだ発展途上ですが、このような機会が少しずつ増えることでいつかきっと理想的な形になっていくのでしょう。今回監督として携わり、多くの仲間が本物に触れる機会を作れたことは本当に光栄でした。素晴らしい自然環境、仲間達の存在、そして共に漕ぎ続けるクラブ員全員に対して感謝しています。

漕ぎ続けるのみ。Keep Paddling.


September 1, 2007 - Kailua-Kona, Hawaii
【女子クルー】 滝沢琴美・曽我小百合・武田佐和子・寺田晶子・宇田怜未・荒木陽子・山本菊代
【記   録】 3時間22分 女子77位

滝沢琴美

 仲間に見送られながら、未知なる海に向かって不安と期待を胸に漕ぎ出しスタート地点に並んだ。横一線に何十艇のアウトリガーカヌーがひしめきあう中、合図と共に一斉に漕ぎ出した。
 3時間22分とにかく無我夢中に漕ぎ仲間の待つゴールにひたすら漕ぎ続けた。毎朝、夜明けと同時に練習した日々を思い出しながら、苦しさも仲間が一緒ならばあっという間に感じた。
 そして目に見えぬたすきを男子に渡し、彼らも無事ゴールを迎えた。大会出場にあたり、エントリーにはじまりカヌーの手配、現地でのトレーニング、生活面、食事面、精神面、全てにおいてコーディネートをしてくださった汰久治さん、心ゆくサポートをしてくれた菊代ちゃん、葉山の仲間、皆々様のお力だと心より感謝申し上げます。
大会当日浜辺には数え切れないほどのアウトリガーカヌーが並び、幅広い年齢層のパドラーが集い、また平日は仕事を終え夕方続々とクラブメンバーが浜辺にある艇庫に集まり日が暮れても練習する姿、ハワイでの様々なカヌー文化に触れ、人々がアウトリガーカヌーと共に生きる姿は心身ともに健康であり素晴らしいライフスタイルであると体感してきました。
 今回ひとつのゴールを迎えましたが、同時にスタート地点であり、課題を胸に次なる目標に向かって、初心忘れるべからず、日々精進していきたいと思います。


曽我小百合

 レース直前、そわそわした私たちに、笑顔でパドラーが声をかけてくれました。「どこから来たの?」、「日本です」、「私たちは、モロカイよ」、「レース頑張ってね!楽しみましょう」見渡せば、腕のしっかりした年配パドラーが多かった。日本では真っ黒で体格の良い私達ですが、きっとここでは子供に見えていたはず・・・。
 日本に暮らす私たちにとって、100艇近くものアウトリガーカヌーが浮かぶ海に並んだ瞬間は、未だかつて味わった事のない感覚でした。
終始、笑顔の絶えないレース出場で集まった仲間たちには、レースの途中、何度となく励まされ共に最後まで漕ぎきることが出来ました。
ゴールの感動は、スタート前にみんなでお祈りをした時に出てきた涙より熱い涙が頬から伝わり、抱き合って喜んだことを鮮明に思い出すことが出来ます。
やった!という達成感よりも、もう一回・・・という挑戦したい気持ちになりました。
 海を通して漕ぐということは、ハワイでは人生を学ぶスタイル。
だからこそ、こんなにも年配パドラーが多く大会に出場していて、受け継がれて行くのだと思いました。そして、そんな姿を子供が見て育ってゆく。漕ぎ続ける為には、この自然を次の世代へ受け継がねばならないと思いました。
日々、コンクリートジャングルで生活している私たちは、海や山に訪れた時に癒されエネルギーを注入してくれる自然を守らなければなりません!そうして、笑顔の先に続くもの・・・。時間をかけて受け継がれたこの思いを、私たちは日本でこれから先に伝えて行きたいと思います。
 Konaに行った仲間をはじめ、練習を指導して頂いた男子メンバーとサポートして下さった方々、またレースに出る機会と現地でのコーディネイトして頂いた汰久治さんには本当に感謝しています。ありがとうございました。レースの直前に出会ったモロカイのパドラーにいつか会いに行けるよう、漕ぎ続けたいと強く思いました。


武田佐和子

 高揚したクルーと多くの思いを乗せた140艇余のカヌー。カイルア沖のスタートラインは圧巻です。ハワイ島の雄大な自然、美しい海。
パドル2時間を越えたあたりで見た限界の壁。自分と向き合い、全員がひとつになり、全員で乗り越えた18マイル。3時間22分も漕いだのに、ゴールするのがもったいないと思えるくらい幸せな時間でした。
 ホナウナウのゴール地点で男子クルーに引き継いだカヌーはデッドヒートの末、ラストはごぼう抜きで帰港。
 コナ入りしてからずっとサポートをしてくれたキクヨさんにレイを掛けてもらい、全員が充実感に包まれた瞬間です。ただ単純に嬉しくって、気持ちよくって、満たされていました。
 翌日はダブルハルとCO2のレースがありました。今回のレースではサポート&プロデュースに徹底してくれた汰久治さん・宮川さんがCO2で見事に部門優勝。
 私は汰久治さんがホクレア号を通して築いてきた、人の輪の恩恵を受け、地元カメハメハカヌークラブの12番目のクルーとして乗艇することができました。
「英語はわからなくてもハップ・ホゥの掛け声さえわかればOKだ」と言ってくれた監督の言葉と、レース中に感じたクルーの息遣いが印象的でした。
 世界には物凄くたくさんのカヌーがあり、物凄く多勢のパドラーがいました。仕事後夕方から毎日カヌーに乗る、もしくは毎日カヌーに乗るために16時に終わる仕事を選ぶ、という、カヌー中心の生活スタイルがハワイにはありました。とても豊かなことだと思います。
 アウトリガーカヌーを知ってから1年。まさかハワイのコナレースに出るなんて思ってもいませんでしたが、パドルの楽しさを教えてくれた仲間や先輩方、背中を押してくれた友人や女子クルーのお陰でレースに挑戦することができました。
 そして、レース前の1ヶ月、毎日練習することができたのは、艇を使わせてくれた慶太さん、安藤さん、忙しい中、スケジュールの管理や細かい手配をしてくれたクルーの皆様、多大なるご指導と、快く迎え入れてくれたOCCJの皆様のお陰です。
 素晴らしい機会を与えてくださったこと、素晴らしい良い仲間に出会わせてくれたことを心より感謝いたします。本当にありがとうございました。


寺田晶子

 いよいよ、その日が来た。
 どこまでも青く広いコナの海を見て「この海をいよいよ漕ぐのか!」と、胸が熱くなった。「いつか必ず・・」と去年の夏、密かに抱いていた気持ち。その瞬間が目の前にある。繋げてもらった縁と機会で、今自分がチャレンジ出来ている事の幸せを実感する。 夏の間、女子クルーの皆は、海に出られる日は集まって漕ぎだし、ほぼ毎日の様に集合していた。本当に沢山の方の協力やご指導があってこその今。 
 レースのスタート地点のKailua Bayのビーチには今迄見た事が無い数のカヌーが並んでいた。その光景はただただ圧巻。だんだんと日が昇ってくるにつれて、朝焼けの中続々と集まるパドラー。吹き続ける風を感じ、海を見つめながら気持ちは高ぶる。チーム全員で手をつなぎ気持ちを一つにした後、スタートラインに向かって漕ぎだす。次々とカヌーが集まり一列に並び、合図で一斉にスタートする。カヌーがぶつかり合ったり、かけ声が飛び交い、周りのチームからもかなりの気迫が感じられた。
 レース中、全員のパドルと気持ちが合った瞬間カヌーはスーッと伸びた。自分と海とが向かい合って乗り越えた瞬間、クルーの皆とカヌーは一つになったのかもしれない。全員のかけ声が響き合い、うねりや風を感じながら皆が力を出しきった、そう思えた。ゴールのHonaunauでは、歓声の中ゴール。漕ぎきった仲間と抱き合い、そして泳いで迎えに来てくれた汰久治さんやチームの皆が見えた瞬間、言葉には言い表せない感動が体からあふれ出た。どのチームのパドラー達も最高の笑顔をしていた。
 翌日のDouble-Hullのレースでもチームの男女12名で一緒に漕ぐスピード感、一体感、そして気持ちを1つにする事が出来、合わせてOC-2の魅力等、今迄知らなかったカヌーの魅力も新たに感じ、又この土地に根付いている文化や温かさも体感した2日間であった!
 アウトリガーカヌーと出会ってから今日まで、本当に大切な人達との出会いがあり、海や自然との深い繋がり、そしてそれが広がっていくのを実感しています。
 ご指導・ご支援してくださった皆さん、心からクルー全員をベストな方向へ導いてくださった汰久治さん、そして共に高め合って乗り越えたチームの皆、支えて応援してくれた家族、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。帰国してから漕いだ葉山の海、ここから色々と繋がっていった事に感謝し、これからもKeep Puddlingで海に出続けたいと思います。


宇田怜未

 アウトリガーカヌーというスポーツに出会って約一年、そして実際にパドルし始めて半年、私にとって初めてのOC6の大会がハワイ島のコナで行われたQueen Lili'uokalani canoe race でした。
 今までテニスという陸の上での個人競技を続けてきた私にとって、海の上で6人で息を合わせて艇を進めるというということは、とても興味深いことと同時に戸惑いや不安もありました。しかし、大会に出場すると決めてからの約一ヶ月、時間の許す限り海に通い、先輩方と一緒にカヌーを漕いでいる中で不安も少しずつ薄れ、大会に対する気持ちも日々高まっていきました。
 そして初めてのビッグアイランド、文字通り何もかもスケールが大きく、壮大な自然に感動しながらも、レースに向け準備を進め当日を迎えました。レースでは、緊張感の中、それぞれの想いを力にかえ、皆で同じ場所を目指して精一杯パドルし、3時間22分というタイムでゴールすることができました。そして2日目のダブルハルレースでも、チームが一丸となって漕ぎ切り、再び感動を味わうことができました。
レースでの結果は、チームとして満足のいくものではなかったと思いますが、初めての海外レースでそれぞれの今の状態でのベストを尽くせたこと、そして大会の空気に触れられたことで新しい発見や気づきが沢山ありました。そして、この貴重な体験を糧にして、今度ははっきりとした目標を持ち、練習を積んで自信をつけ、また挑戦したいと思いました。
 ハワイ滞在中にホクレアのクルーの方々にお会いしたり、お世話になったりする機会があり、海を通しての人と人との繋がりの深さ、同じものを信じ求めている人たちの絆の深さを感じることもできました。
 今回のレースに出場するにあたり、クルーの皆さんはもちろん、影で支えてくれた家族、友達、OCCJクラブ員の皆さん、そしてこのスポーツを始めるきっかけを与えてくれた代表の汰久冶さんに深く感謝をし、これからもkeep paddling していきたいと思います。


荒木陽子

 2007.9.1 kailua kona-Honaunau
 朝焼けの澄んだ空気・・・、いよいよその日がやってきた。
葉山で女子メンバーが集結してから、早朝トレーニングの日々・・みっちりと準備を整えてきた。
 静かで澄み切った空。スタート前のお祈りがはじまる。
これまでの練習の日々、葛藤、応援して支えてくれている皆の思いが一気に駆け巡り、緊張と興奮で心がいっぱいになっていた。
 向かい風、うねりも入っている力強いHawaii konaの海・・・。
初めての挑戦、アドバイスもありスタート地点にいち早く漕ぎ出した。
続々と世界のチームがスタートラインに集まる・・中間に艇をつけた。これほどの艇が一つのゴールを目指し戦う海にいる事がとても嬉しく感じた、瞬間、ついにスタート音が鳴った!ぶつかり合い戦闘のような光景のなか、負けずと艇を進めた。全力で漕ぎ出す。1時間を過ぎた頃、日本チームと接戦が続いた。負けないと皆の気持ちを一つにとにかく力強く漕いだ。2時間を過ぎた、皆のパワーがガクッと落ちてしまった・・それでも水分補給、水を掛け合い、気持ちをもう一度引き締め苦しい漕ぎの未知の世界に入った。ジェットからの応援は気持ちがシャンとした。
 大きい湾を2つ越えた、潮目も避けるように外側のコースを選んだ。
果てなく緑豊かな陸地と、紺碧の海、コバルト色の海が続いている。
3つ目の半島も越えた、ラストスパートの指示、必死に漕ぎステアをした。
ゴール地点のフラッグを掲げた船が見えた!・・・・・
ゴール、!!!皆静かに涙をいっぱいに抱き合っていた・・・。
ことみ、さゆり、たけ、あこ、れみ、3時間22分漕ぎきった笑顔で男子へ艇を繋げれたとに心から感謝だよ。
バトンタッチ、男子の戦いが始まる・・・・・。
 
☆☆ ★
 9月2日、ダブルハル男女ミックス12人のレースでは、個性が溢れOCCJが一体になっていた!
ホクレアクルーとのすてきな再会も♪
ハワイの海文化、島を渡り繋がる文化、生活に息づき感じる世界。
自然の贈りものを大切に、これからも漕ぎ続けるとホクレアの星をみながら心に決めた。
 この挑戦にあたって、多くの応援とサポートがあってゴールできたことに感謝いたします。


山本菊代

 はいたい!沖縄より参加させていただきました。サポートといっても当日できることは限られています。準備、そしてトレーニングを常にしていたみなさんがいてくれたお陰で行くことができたのですからみなさんに感謝です。そして沖縄から応援してくれたクラブ沖縄の存在があったからこそ、私はハワイの地へ降り立つことができたのですから、クラブ沖縄のみなさんにも感謝です。ハワイ出発前夜、手作りの鉢巻を作って渡してくれたレイナさんアイリさん、一緒にトレーニングしてくれたジェシカ、アドバイスしてくれた汰久治さん、そして私の家族、本当にありがとうございました。あなたがいて私がいる。みんなの想いを背負い、ハワイで毎日鉢巻しましたよ。
 大きな愛で私という存在を支えてくれた多くの方々の力、受け入れてくれた方々のお陰・・・、なのでサポートしてくれてありがとうと言ってくれましたが、逆です。行かせてくれてありがとうです。また、ダブルハルでは右側の2番シートで漕がせていただき、葉山と沖縄が1つになれました。
 “ハーリー”という沖縄の伝統舟を漕いでから6年目になる私にとって、“アウトリガーカヌー”を見ること触れること、そして漕ぐことは未知なる世界へのチャレンジでした。漁港内の400〜500メートルを超全速力で漕ぐ世界とは違い、140艇近くものアウトリガーカヌーが外洋の海に浮ぶ姿は、“スケールが違う!!!”と新たな発見と驚きを隠し切れませんでした。舟もパドルも漕ぎ方も違う、まったくの別世界。似ているとしたら沖縄とハワイのユイマール精神(助け合い)。なのでハワイにいても、沖縄にいる感じがして毎日がハッピーでした。海が繋がっている証拠ですね!
 最高の仲間と出逢えたことは財産です。今後はハワイで見てきたもの、そして学んできたものをクラブ沖縄に還元できるよう、沖縄のため、そして子どもたちのために頑張りたいと思います。

イッペーニヘーデービタン(ありがとうございました)。


September 2, 2007 - Kailua-Kona, Hawaii
【記   録】 MIX12位

【記  録】 50分16秒 1位
       OC-2 30-39 male 荒木汰久治、宮川達也
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