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我々OCCJにとってKONAレースは本場ハワイのレースの雰囲気と、海、陸、空の大自然を肌で経験することができる大変価値あるチャンスでした。3時間近くの長丁場のレースは、漕いだ人だけが味わえる感動の瞬間があります。それが日々の生活にも刺激を与え、次のレベルへの挑戦へと導いてくれます。今回監督として皆が大会に集中できるように裏方の仕事に徹しましたが、レースから一歩離れるといろんな事が見えます。毎週末クラブ員がボランティアに徹して大会に出場する為の資金確保をした背景には、今回マネージャとして携わった安藤さんはじめハワイにこれなかった他のクラブメンバーの存在があることを忘れてはいけません。菊代のように沖縄からクラブをサポートする存在もチームにとってとても大事です。訪問したハワイアンカヌークラブの充実した設備に触れたり、クラブ員一人ひとりがカヌーの運搬やメインテナンスに時間を割く。そして選手を兼ねながらも運営スタッフとして一生懸命働いてる姿は本当に素晴らしいです。
また、我々が求める今後の日本の海洋文化のあり方をKONAレースに出場する事で勉強できたと思います。レース後の数日間に出逢ったホクレアクルーとは家族の意味を痛感したことでしょう。また外洋航海カヌーに触れると、漕ぐことからセールを上げて風を掴む事は別々の事ではないということが当たり前のように分かります。これが自分が初めてハワイのモロカイレースに出場した時に出逢ったJakeさんから受け継いだ
OCCJの理念そのものです。漕ぐ事を通じて大自然と繋がる事。カヌーを漕ぐ事はたくさんの人(教育)と繋がり、ライフスタイル(生きがい)を見つけ出し、歴史や文化遺産の価値に目覚めます。
最後に、OCCJは海を渡るレースイベントの他に、海人丸の航海やExpeditionに挑戦し続けます。隣の選手や水面に浮かぶブイだけを見て競走することから一旦離れて、水平線や夜空に見える果てしなく遠くて大きな世界を想像する。そこから人は夢を抱きます。大きすぎる夢を持たないと少々の勇気では恐怖を乗り越えることは出来ません。だからといって夢ばかり語っていても何も始まらない世の中だといことも事実。
だから夢を忘れずそして足元を見失わないようにする唯一の方法が日々漕ぎ続けることです。そしていつか必ず夢は実現されます。
日本もハワイのようになって欲しいという夢を持って自分はアウトリガーカヌーを日本に持ち込みました。OCCJはその夢に向かって常にチャレンジする事を忘れません。
そして海の中だけでなく陸で学ぶ事の大切さにも気付いてもらえるように。そして本物を肌で感じる環境作りを自分は進めます。日本のアウトリガーカヌー界はまだまだ発展途上ですが、このような機会が少しずつ増えることでいつかきっと理想的な形になっていくのでしょう。今回監督として携わり、多くの仲間が本物に触れる機会を作れたことは本当に光栄でした。素晴らしい自然環境、仲間達の存在、そして共に漕ぎ続けるクラブ員全員に対して感謝しています。
漕ぎ続けるのみ。Keep Paddling.
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