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〜ハワイアン古代の先祖から伝わる習慣や文化そしてポリネシアン精神。
海や自然を愛する者達の民族の壁を越えたアウトリガーカヌー世界選手権〜
Moloka'i Hoe2002に挑戦したOCCJファーストクルー 結果37位(120チーム中) |
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2002年10月13日。
アウトリガーカヌークラブジャパンは『Moloka'i Hoe』に出場した。
あのホクレア号のスターナビゲーターであるナイノアと我がクラブの創設者であるジェイクもまた、昨年に続き同じジャパンチームの一員として挑んだ。当日の潮の干満時刻を逆計算し、モロカイーオアフ海峡間の海抜の差を考慮しレース中に発生する潮の流れを予測する。
目的地までの最短コースを取るためにナイノアが広げた海図の上には一本の線が引かれていた。太平洋の島々を旅する時、空想に描かれた道をいかに強く念じられるかどうか。
周囲を水平線に囲まれた世界で人間がサバイブしていく為に必要な永久不変の原則は、このモロカイホェにおける最大の戦術である。
薄暗く太陽の光がかすかに差し込む、湿った空気が漂う朝、スタート地点のHale O Lonoに集結した120チーム、総勢1200人を越す男達全員が、無事にオアフまでたどり着ける事を神に祈る。その独特の雰囲気の中で静かに目を閉じた。
北東からの貿易風が木枝の間を通り僕の左頬に吹き付ける。大いなる母地球への敬意なくして6時間に及ぶ死闘を繰り返すことはできないことを知る海の男達。プライドを賭けた真剣勝負が始まった。
7時間後、ゴール地点であるワイキキにたどり着いた者全員がその健闘を祝福された。
海を渡った我々が得た財産とは、長時間の試練に耐えアドネラリンを燃やした事の快感でもなく、単なる勝つ、負ける、という結果に対する周囲の評価でもない。
それは周囲を海に囲まれた島国民族の一員として、祖先の歴史に自らが挑戦したという幸福感を仲間とシェアすること。
そしてスポーツという手段を通じて人間と自然の共存の世界を知ることだった。 |
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reported by TAKUJI ARAKI,Molokai first
crew captain
photoes by KENJI KINOSHITA
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